LAMP環境を構築する② MySQLをインストール

前回EC2インスタンスphpをインストールしました。

今回はMySQLをインストールして、データベースを使えるようにします。
また、PHPMyAdminも使えるようにし、
データベースの操作をしやすいようにもします。


MySQLをインストール

まずは、EC2インスタンスにリモート接続します。

$ ssh -i ~/.ssh/(キーペア名) ec2-user@(パブリックIP)

管理者権限に変更

$ sudo su 

MySQLをインストール

# yum install -y mysql-server

PHPからMySQLをインストールする追加プログラムをインストール

# yum install -y php-mysqlnd

次にMySQLを起動します。

# service mysqld start

次にMySQLの設定をします。

# mysql_secure_installation
このコマンドを打つと、管理者のパスワードを聞いてきますので、エンターキーを押します。
すると新しくパスワードを作るか聞いてきますので、
「y」を押します。
そしてMySQLのパスワードを入力し、エンターキーを押します。
※ここのパスワードは後で使うので、控えておきましょう。
そしてゲストユーザーを削除するか聞いてくるので、「y」を押し、
あとは全て「y」とします。

次に、MySQLで使用する文字コードの設定をします。

# vi /etc/my.cnf
このコマンドで設定ファイルを開いたら、
[mysqld_safe]の前の行に下図の通りに記載します。
f:id:atsukofu:20201129162628p:plain

「esc」を押したあと「:wq」エンターキーで保存完了。

MySQLを再起動して設定を反映させます。

# service mysqld restart


PHPMyAdminのインストール

まずはPHPMyAdminのインストール先を追加します。

# yum-config-manager --enable epel

そしてPHPMyAdminをインストールします。

# yum install -y phpmyadmin

次に、自分のローカルPCのみがPHPMyAdnminにアクセスできるように設定します。
そのために、自分のローカルPCのグローバルIPアドレスを調べて設定に記載する必要があります。

自分のIPアドレスは、確認くんというWebサイトで確認することができます。

IPアドレスが確認できたら、下記コマンドで設定ファイルを開きます。

# vi /etc/httpd/conf.d/phpMyAdmin.conf

viが開いたら、viの置換機能を使用して、元々書かれているIPアドレスを、自分のIPアドレスに書き換えます。(おそらく元々「127.0.0.1」と書かれていると思います)

:%s/127.0.0.1/(自分のIPアドレス)/g
これで全部で4カ所あるIPアドレスを書き換えることができました。
書き換えられたら、「esc」「:wq」、エンターキーで保存。

書き換えが完了したら、変更を反映するためにサーバーを再起動します。

# service httpd restart

これでPHPMyAdminの設定が完了です!

実際にPHPMyAdminにアクセスしてみましょう。
PHPMyAdminにはブラウザからアクセスします。
アドレスバーに、(パブリックIPアドレス)/phpmyadmin
を入力するとアクセスできます。
f:id:atsukofu:20201129164546p:plain

ユーザー名は「root」、パスワードは先ほどターミナル上で設定した、phpMyAdminのパスワードです。

これでPHPMySQLのインストールが完了です!!

これで、LAMP環境が整いました。

次は、DBでテーブルの作成、
PHPで書いたコードをリモートサーバー上にアップする方法を記載します。